群馬が誇るラーメン文化
うまい手打ちラーメン①
群馬県東毛を中心に提供する店が多い手打ち麺
群馬のラーメンの定義って何だろう? 佐野ラーメンや白河ラーメン、喜多方ラーメンに定義されるようなご当地ラーメンは無いけれど、群馬は地方によって、その土地に根付いたラーメンがあります。第一回は東毛エリアの手打ちラーメンを紹介します。細麺や太麺など、麺のタイプはそれぞれありますが、生地をこねてから、青竹を使って生地をのばしてというのを繰り返して仕上げる手打ち麺。館林、邑楽、太田をはじめとした東毛地方でこの手のラーメンを提供する店が多いです。その理由として、栃木県南とも隣接し、その修業先の流れを汲む店が群馬の東毛に根付き、その店で修業した人がまた店を作りといった流れから 手打ち麺が定着していきました。本日は東毛でおいしい手打ちラーメンが味わえるお店を3つご紹介します。
①麺之介(太田市)
青竹手打ちラーメンと自家製餃子の注文がテッパン
鶏ガラに乾物、香味野菜を入れて静かに煮込んだスープを使っています。麺は、青竹を使った手打ちに加え、しっかり手もみして縮れを付けます。ラーメンとモツ煮、餃子などをセットにしたボリュームのあるランチも好評です。
チャーシューめん 1,160円
スープに程よい脂とうま味を加えてくれるチャーシューは、群馬県産豚バラ肉を一晩タレに漬け込み箸でスッと切れるほどやわらかく煮込んでいる。
★店舗情報★
住所 太田市新井町549-22 電話 0276-49-2633
営業 11時30分~14時30分、17時30分~22時(21時45分LO)
休み 月曜(祝日の場合営業、翌日休み)
席数 47席(カウンター7席、テーブル14席、座敷26席)
駐車 14台
②恒(太田市)
手打ちラーメンと豊富な一品料理にファンが多い
鶏ガラと豚ガラのみで作るあっさりとした清湯スープを使っています。店主が毎日青竹で打つ自家製麺はコシの強さが特徴。その日に打ったものを寝かさずに提供しているため、小麦の風味を強く感じます。餃子やチャーハンも人気があります。
チャーシューメン 1,040円
飽きのこない動物系の清湯スープと青竹手打ち麺が好相性。醤油ダレが染み込んだ豚バラチャーシューのうま味でスープのコクをアップ。
★店舗情報★
住所 太田市沖之郷町3255-1
電話 0276-56-9303
営業 11時~14時(土・日・祝日は14時30分まで)、
17時~20時30分LO、火曜11時~14時のみ
休み なし
席数 37席(カウンター5席、テーブル12席、座敷20席)
駐車 20台
③一蓮(太田市)
名店の伝統を踏襲したシンプルで王道の佐野ラーメン
店主は佐野ラーメンの人気店で修業。学んだ伝統を受け継ぎ、麺、スープ、チャーシュー、メンマに至るまで毎朝作りたてのおいしさで勝負しています。スープはだしに使う脂身を豚から鶏に変えることでやさしいコクを表現しています。
チャーシューメン 1,040円
モチモチ感を重視した手打ち麺と雑味のないクリアな醤油スープ。脂と肉のバランスの良い豚バラチャーシューを5枚トッピング。
★店舗情報★
住所 太田市小舞木町485 電話 0276-48-4888
営業 11時30分~14時30分(14時15分LO)、17時30分~20時30分(20時15分LO)
休み 土曜
席数 26席(カウンター8席、テーブル6席、座敷12席)
駐車 13台