群馬のうまいラーメン編集部Iがお届けするラーメン実食レポート。2023年の食べ納めラーメンとして選んだ一軒は、渋川市にある「らぁめん家有坂」の3号店として2022年12月にオープンした、玉村町の「自家製麺つむぎ」です。県内を代表する煮干しラーメンの人気店「有坂」が手掛ける店で、　本来は地鶏×煮干しのダブルスープに中太の自家製ストレート麺で構成したラーメンを提供するのですが、店主のけが療養により、現在は「つむぎ」にて「有坂」のメニューを提供しています。

自家製麺つむぎ（玉村町）

伊勢崎や前橋南インターチェンジ方面から福島橋を渡って最初の信号を右折。県道24号線を高崎方面に進み、板井の交差点付近のテナントの一角にあります。同じテナントには伊藤商店足利店や玉村うどんなど飲食店が建ち並んでいます。店内はカウンター8席のみのコンパクトな配置。女性スタッフが店を切り盛りしています。こちらは食券制ではなく､料金後払いになります。

メニューはこちら。麺類はらぁめんの塩、醤油の2種のみ、具材はシンプルにネギのみというかけもあり、同一料金で麺量が並130g、中195g、第260gから選べるのも珍しいと思います。和え玉や替玉も用意されているので、メニュー選びに迷いましたが、今回はかけ（塩）と和え玉を選びました。

塩ダレ×煮干しの芳醇なスープに
パツボキの低加水ストレート麺

かけ（塩）並（麺量130g）　850円

らぁめん家有坂が玉村で味わえるのは、うれしい限り。かけは具材はネギだけで麺とスープのバランスを味わえる1杯になっています。厳選した煮干しからうま味を抽出したスープに塩ダレで味を調えています。醤油より角が丸いため、煮干しの良さが存分に味わえます。有坂ではいつも醤油ばかりたべていたので、新しい発見でした。