2023年11月のオープンの話題の新店「麺処 桂」(玉村町)

群馬のうまいラーメン編集部がお届けするラーメン新店情報。今回は、2023年11月4日(土)にオープンしたばかりの新店、麺処 桂(玉村町)さんについてご紹介します。初夏あたりから、朝鮮飯店玉村店の隣のテナントに、ラーメン屋オープンの張り紙がしてあり、オープンを待ちわびていましたが、いよいよ時が来て、グランドオープンを迎えました(おめでとうございます)。店主は魚屋の息子であり、新町の人気創作居酒屋「和進」店主の弟さんでもあります。長年、「和進」で働き日本料理の腕を磨き、ラーメン作りのおもしろさに気づき、県内の有名店でラーメン作りを学んで満を持して自身の店をオープンしました。

麺処 桂(玉村町)

場所は群馬県玉村町福島町149-11。玉村町から新町方面へと続く県道40号線沿い。隣には朝鮮飯店玉村店。焼き饅頭を提供する飯玉屋さんなどと一緒のテナントになります。駐車場も共有(一部不可)なので、たくさん停められます。

店に入るとたくさんの祝い花が飾ってあり、オープンして間もない感じが伝わってきます。席はカウンター7席とテーブル席4席で構成。食券制ではなく、料金後払いのシステムです。

3つのラーメンの特徴や、スープや各具材の特徴などは、こだわりとして説明書きがあるのでわかりやすいですね。スープは天然のアラを手間暇かけてうま味を抽出。これは、魚屋の息子であり、和進の兄弟店だからこそですね(新鮮なアラが手に入るそうです)

メニューは醤油、塩、煮干し醤油の3本立て。大きさはスープと麺、ネギのみの「かけ」、ネギ、メンマ、チャー種2枚、のりの「普通」、チャーシューが一枚増え3枚になり、味玉が付いた「特製」という構成。その他、チャーシュー丼などのサイドメニューや飲み物も用意されています。今回は特製の塩をオーダーしました。

日ごとに変わるアラと豚・鶏系のスープを合わせて
上品なだしの風味とうま味を味わう一杯

塩らぁ麺(特製)1,100円

スープは、養殖ではなく天然の鯛などその日により変わるアラを丁寧に下処理をした、魚介系スープと、豚と鶏をベースにした動物系を合わせたダブルスープです。そこに宗田カツオや片口イワシ、昆布やシイタケなどを加えて魚介の風味をプラス。角のない塩を使って味を調えます。

麺はパツッとした食感が楽しめる低加水ストレート麺。淡麗系のスープとも相性ばっちりです。

チャーシューは炙りが入った豚バラタイプ。厚めに切られたものが3枚入っています(特製なので。普通は2枚です)。流行の低温タイプではなく、肉感も感じつつ、やわらかく、食べ応えがあり、このタイプ好きです。

その他のトッピングはミズナとネギ、それにフライドエノキが入っています。こちらが香りと食感のアクセントになっています。その他特製にしたため、トロリと黄身が濃厚な味玉が付いています。県内ではあまり多くない鮮魚系スープと動物系のダブルスープを使った淡麗系の一杯。今はオープンしたばかりということで昼のみ営業ですが、夜の営業も検討中のようで、今後の展開からも目が離せません。

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麺処 桂(玉村町)
住所:群馬県佐波郡玉村町福島町149-11
電話番号:なし
営業時間:11時15分~15時(材料が終わり次第終了)※夜営業は未定
定休日:水曜